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すべての投資家におすすめの投資本 「デイトレード」

私の秘密兵器とは、トレーディングに対する私の純粋で混じり気のない愛である。

                   オリバー・ベレス (著), グレッグ・カプラ (著), 林康史 (翻訳)「デイトレード」 P.55より)

デイトレードだけでなく、投資全般に対しての重要な考えを得られる素晴らしい本だった。本書を読んでいくうちにトレードに対してのモチベーションが大きく増した。

 この本を手に取ったきっかけは、長期の株式投資をいままでやっていたがデイトレードもやってみようと思ったからである。いままでの私は、デイトレードはギャンブルで危険なものというイメージだった。しかし、実際にそれで成功している人はいるわけである。なにごとも食わず嫌い、思い込みはいけないということでまずはやってみることにした。

 本書を読んで、大きな学びとなったものが下記の2点である。

 投資初心者には、上がる銘柄や一番優れた手法を知りたがる人は多い。しかし、日々変わりゆく経済の中でそれらは通用しない時期が来る。最も重要なことは思考することである。そのことについて著者は、中国の故事を引用している

「ある男に魚を与えれば、彼はその日は食料を得ることができる。しかし、その男に釣りを教えれば、彼は一生食料を得続けることができる。」

まさしく、この故事の「魚」は銘柄や手法であり、「釣り」とは、投資に勝つための思考である。

2「投資を楽しむこと」

 株式投資は、必ず相手がいるためトレードが成立する。したがって、損をする人もいれば得をする人もいる。そんななかで投資を楽しむ人とそうではない人どちらが勝つだろうか?圧倒的に前者だろう。

最も印象に残った部分

トレーダーの行動は分単位の株価の上下動ではなく、熟考されたトレーディング計画にもとづいたものでなければならない。

                   オリバー・ベレス (著), グレッグ・カプラ (著), 林康史 (翻訳)「デイトレード」P.187より)
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