独学とはなにかや方法を学べる良書だった。本書では、独学は4つのプロセスがあると記している。それは、①戦略②インプット③抽象化・構造化④ストックである。すなわち、方向性を決め、情報を得て、自分なりの気づきを生み出して得た洞察を自由に引き出せるようにすることである。
以下読んで勉強、心に残ったになったこと
・ただ知識を増やすのではなく、洞察を得る。
・情報が溢れている世界でなにを学ばないかも重要
・偶然からの学びも重要
・戦略の設定は、「テーマが主で、ジャンルが従」。テーマは自分が追求するもので、ジャンルは哲学を学ぶなど
・ジャンルを選ぶ時は、自己プロデュースをする気持ちで
・学びには掛け算が重要 例:デザイン✖️テクノロジー=アップル
・知識には旬があり時代遅れになることもある。しかし、長期間にわたって使える知識=教養を学ぶべき
・ビジネス書は名著を押さえて、狭く深く読む
・教養書は幅広く読む
・成功者は、出会いや偶然を楽しむ。(ヒト、モノ、コトについて)
・共感できるものをばかりをインプットせず、反対の意見にも触れる
・「ふっ」と思った疑問や違和感はすぐメモする
・本を読んだ後、内容から実生活への示唆そして具体的な行動の仮説を考えてみる。
最近、読書をすることが多くなってきたので、独学の方法を学ぶため本書を読んだ。上記で書いた通り多くの学びを得ることができる素晴らしい本だった。
特に印象に残ったのは、独学をするテーマを決めるということ。ただ知識を得るだけでなく、自分が何者になりたいのかを考えなければならないと思った。それに向けて独学を続けていければなによりである。
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